富士通、携帯電話などを活用した健康管理サービス


 富士通は、携帯電話とパソコンを活用した健康管理サービス「深体創工房」(しんたいそうこうぼう)の提供を開始した。利用料は無料で、携帯電話は富士通製のFOMA端末が対応する。

 今回提供が開始された「深体創工房」は、携帯電話やパソコンを使い、日々の活動状況、体の状態といった情報をネットワーク上に保存し、情報を管理できるサービス。対応する富士通製の携帯電話で計測した身体活動情報に加えて、体組成計など健康機器と連携が可能。専用サーバーに保存された情報を元に、専門家の知見を活用した健康増進プログラムが提供される。活動を継続することで携帯電話上のキャラクターから応援やアドバイスのメッセージが届き、継続性にも配慮されている。携帯電話上では、アプリを利用して設定やデータの送信を行う。

 対応機種はF-08A、F-09A、F-01B、F-02B、F-03B、F-04B、F-06B、F-07B、F-08B。赤外線通信で携帯電話にデータを転送できる健康機器は、タニタの体組成計「BC-501」、血圧計「BP-300」。携帯電話の対応機種は、3D加速度センサーを搭載する機種で、今後順次拡大される見込み。3D加速度センサーを搭載する携帯電話は富士通製の端末がほとんどだが、他社の端末に搭載された場合、「対応は検討課題」としている。

 



(太田 亮三)

2010/8/10 14:47