au、「SA001」のケータイアップデートを停止


 KDDIは、4月15日に公開した「SA001」向けのソフトウェア更新サービス「ケータイアップデート」について、一部不具合があるとして、提供をいったん停止した。

 2009年10月に発売された「SA001」は、京セラ製のスライド型CDMA 1X WIN端末。「EZニュースEXの更新ができないことがある」「MYボイスに録音した音を再生すると、音が途切れることがある」といった不具合が確認され、これらを解消するための「ケータイアップデート」が4月15日より提供されていた。

 しかしユーザーからの申告を受けて調査したところ、ソフトウェアの一部にミスがあり、特定条件で電源をON/OFFすると「EZニュースEX」が更新されなくなるという不具合が確認された。これにより26日21時20分をもって、いったん「ケータイアップデート」の提供をストップすることにした。もし同事象が発生しても、通話や、その他の通信は通常通り利用できる。同事象が発生していない場合、電源をオフにしなければ、同事象は回避できるという。

 KDDIでは準備が整い次第、「ケータイアップデート」を再開する考え。「EZニュースEX」が利用できなくなったユーザーへの料金面での対応は、今後検討していく。

 



(関口 聖)

2010/4/27 15:05