ドコモとソフトバンク、国連の「1GOAL」活動を支援

　NTTドコモは、ドコモユーザーから国連の「1GOAL（ワンゴール）」活動への署名を募る「1GOALモバイルキャンペーン」を4月20日～6月11日に実施する。また、ソフトバンクモバイルも「1GOAL」キャンペーンへの支援を行う特設サイトをオープンした。

　国連では、2015年までに実現するよう掲げられた8つの目標「ミレニアム開発目標」の1つとして、「2015年までに、全ての子供が男女の別なく、初等教育の全課程を修了できるようにする」という目標を掲げている。目標達成を世界各国の有力者へ呼びかけることが「1GOAL」の活動方針で、世界中の通信関連事業者が参画する団体、GSMA（GSM協会）が「1GOAL」に協力。GSMAの一員であるドコモやソフトバンクも「1GOAL」へ協力することにした。

　ドコモの「1GOALモバイルキャンペーン」は、国連が提唱する世界の教育環境および水準改善を目指す活動「1GOAL（ワンゴール）」への署名を募るキャンペーン。専用iモードサイトでワンクリックすれば、賛意を表明したことになるという。クリックする際に、ユーザーの名前や住所などは取得されない。クリック後は特別コンテンツとして、「1GOAL」に賛同する著名人の写真を用いた待受画像が取得できる。このほか、キャンペーンサイトでは、「1GOAL」の趣旨を説明する動画コンテンツも提供される。なお、キャンペーンサイトの利用料や通信料はかからないが、特別コンテンツ取得のための通信料は発生する。キャンペーンサイトへのアクセスは、iモード公式メニューの「お知らせ」→「キャンペーン・イベント」から。

　一方、ソフトバンクモバイルの特設サイトは、パソコン向けおよび携帯向けに提供される。どちらも「1GOAL」公式Webサイト（英文）へのリンクが設けられ、署名できるようにしている。Yahoo!ケータイ公式メニューの「お知らせ」→「ニュース」からアクセスできる。