ウィルコム、3Gサービス専用端末「HX006ZT」を22日発売
HX006ZT |
ウィルコムは、NTTドコモのFOMA網を使ったデータ通信サービス「WILLCOM CORE 3G」専用のUSBデータ通信端末「HX006ZT」(ZTE製)を22日に発売する。
「HX006ZT」は、USB接続型のスティック型データ通信端末。「WILLCOM CORE 3G」専用端末としては2機種となる。USB端子部分が折りたためるようになっている。下り最大7.2Mbps、上り最大5.7MbpsのHSPAに対応する。大きさは約25×85×9.6mm、重さは約25g。対応OSは、Windows XP/Vista/7、Mac OS X 10.4.11~10.6となる。
ウィルコムプラザで「W-VALUE SELECT」を利用して一括購入する場合の価格は、2万2680円、W-VALUE割引が945円×24カ月(計2万2680円)となる。「W-VALUE SELECT」は端末代金を分割払いできるサービスで、利用すると端末代金の支払いと割引期間が24カ月(2年間)続くことになる。途中で解約すると割引はなくなり、分割払いの残金を一括か、分割払いの継続で支払うことになる。
なお、2009年3月から提供されている「WILLCOM CORE 3G」は当初、「XGPが全国整備されるまでで、提供時期は2012年12月末まで」とされていた。2月18日に会社更正法適用を申請した記者会見の席上で、久保田幸雄社長(当時、現代表執行役員、管財人代理)は、NTTドコモに対して、3Gサービスを今後も継続できるよう交渉していく方針を明らかにしていたが、ウィルコムでは「現在、2012年12月末以降もサービスを継続できるよう交渉中。ユーザーには迷惑をかけない形にしたい」としている。
2010/4/19 15:00