ドコモの「iコンシェル」、自治体発のコンテンツを提供


 NTTドコモは、情報配信サービス「iコンシェル」で、栃木県日光市から提供される情報を元に、観光イベントや行事予定などを配信するサービスを3月23日より開始する。利用料は無料。

 今回提供されるコンテンツは「行こう!日光」と題するもの。日光市内のイベント情報などを配信する。iコンシェルには、カレンダーに登録される「iスケジュール」、待受画面でマチキャラが通知する「インフォメーション」といった機能が用意されているが、今回の「行こう!日光」では、iスケジュールでイベントや行事の名称、期間、会場といった情報がは毎月1日と15日前後に配信される。また、インフォメーションは旬な情報が随時、提供される。iコンシェルの「スケジュール」→「タウン情報/行政」→「行こう!日光」から。

 今回の取り組みは、自治体から提供される情報を配信するというもので、全国初という。ドコモの栃木支店が日光市へ提案する形で実現したもので、地元密着型情報配信を目指すiコンシェルと、観光客を獲得したい日光市が協力して提供されることになった。

 このほか、ドコモではiコンシェル契約数が2月14日付けで350万契約に達したことも明らかにしている。3月中には400万契約に達する見込みで、提供コンテンツは528件となっている。

 

(関口 聖)

2010/3/19 16:30