アディダスの新メンズケア商品、モバイルプロモーションも展開


メンズケア商品「adidas skin protection」シリーズ

 コーセーは、アディダスブランドのメンズケア商品「adidas skin protection」(アディダス スキン プロテクション)を2月22日に発売する。これに伴い、サッカーのPKをテーマにした携帯向けのミニゲーム「MOBILE PK BATTLE」が配信され、「adidas skin protection」の商品と連携したプロモーションが行われる。

 「adidas skin protection」は、コーセーがアディダスブランドで発売する、男性をターゲットにした商品。制汗スプレー、洗顔料、ヘア・ボディシャンプー、フェイシャルシート、スカルプトニック、ボディローションなど5つのジャンルを揃えており、若年層をターゲットに、スポーツシーンにフォーカスした商品展開を行う。すべてアストリートによるテストを経て開発されており、香りを選べるラインナップも特徴。

 2月15日~6月30日までは携帯向けのミニゲーム「MOBILE PK BATTLE」が展開される。プレイヤーはチーム名、プレイヤー名を登録し、エンブレムを作成して自分のチームを作成する。トレーニングを支持してスキルアップを図り、全国のユーザーを相手にPKバトルで勝利を目指す。対戦に勝利すると相手チームのエンブレムをコレクションできるほか、試合結果はスポーツ新聞風の画面で演出される。同ゲームでは、広告などのQRコードからアクセスすると必殺技を入手でき、試合を有利に進めることができる。戦歴はランキングで発表され、上位入賞者にはadidasプレミアムグッズがプレゼントされる。また、7月からは第二ステージとして内容がバージョンアップされて配信される予定。

 17日には都内で「adidas skin protection」の発表会が開催された。コーセー 代表取締役社長の小林一俊氏は、「スポーツシーンでも使ってもらえる商品になった。アスリートテストを行い、効能・効果にこだわった。アディダスのシリーズで日本の男性用化粧品の需要を新たに作っていきたい」と新しい取り組みへの意気込みを述べた。アディダス ジャパン 最高執行責任者のジョナサン・ヒューイット氏も、「スポーツ性を十分発揮できると確信している」と自信を語った。このほか、イメージキャラクターとしてサッカー選手の中村俊輔、内田篤人を起用することが発表されたほか、担当者からは「アフターケアまでトータルでアスリートをサポートする」とプレゼンテーションが行われた。

新商品のベールを取ったコーセー 代表取締役社長の小林一俊氏(右)とアディダス ジャパン 最高執行責任者のジョナサン・ヒューイット氏(左)プレゼンテーションを行ったコーセコスメポート 企画部 販売企画一課の木野敏宏氏

 モバイル展開のミニゲームでは、元サッカー日本代表のラモス瑠偉、北澤豪の2名がゲストでステージに登場。それぞれが育てたチームを使い、「MOBILE PK BATTLE」で特別に対戦が行われた(通常はランダムに相手が決まる)。対戦は、試合前の戦歴が10勝0敗だったラモス瑠偉が、必殺技も投入して勝利するという結果に終わった。

 ラモスは、現役時代の北澤が試合後に1時間近くシャワーを使っていたことなどを暴露し会場の笑いを誘っていたが、「日本代表にも使ってもらいたい。気分転換になる」とサッカー日本代表にもプッシュ。北澤は、「香りを選べるのは嬉しい。爽快な香りが残るところが気に入った」とポイントを語り、「競技者でなくても、(スポーツ後に)洋服に着替えてシュッと吹けば、スイッチを切り替える大事なきっかけになる」とアピールしていた。

ステージではイメージキャラクターの中村俊輔(の仮面を付けたモデル)がリフティングのパフォーマンスを繰り広げた中村俊輔(の仮面を付けたモデル)は会場を圧倒する50人が集結。会場は異様な空気に……。
ラモス瑠偉「中村俊輔がこれだけいればJリーグも盛り上がる」北澤豪「PKは得意じゃない」
ラモスと北澤はモバイルプロモーションのPKバトルで対戦試合結果は必殺技も投入したラモスが勝利
発表会が行われた表参道ヒルズでは一般向けの展示も

 

(太田 亮三)

2010/2/17 17:06