09年第4四半期の米国携帯メーカー、シェア1位はモトローラ


 米comScoreは、2009年10月~12月(第4四半期)の米国携帯電話市場に関するレポートを発表した。13歳以上のユーザー2億3400万人を対象に、端末のメーカー別シェアやスマートフォン向けOSのシェアなどが明らかにされている。

 同調査によれば、端末メーカー別シェアの1位となったのは、23.5%を占めたモトローラ。前期(2009年第3四半期)と比べ1.4ポイント減少したものの、トップを維持した。2位は、0.2ポイント増でシェア21.9%のLG、3位は21.2%(0.8ポイント増)のサムスン、4位は9.2%(0.4ポイント減)のノキア、5位は7.0%(0.6ポイント増)のResearch In Motion(RIM)となっている。これらの企業のシェアを合算すると、82.8%となる。

 またスマートフォン向けOSでは、RIMがシェア41.6%(前期比1ポイント減)を占めて1位となった。2位はアップルで、シェア25.3%(1.2ポイント増)、3位はマイクロソフト(Windows Mobile、シェア18%で1ポイント減)となった。4位はPalm(6.1%、2.2ポイント減)で、5位のグーグル(Android)はシェア5.2%だが、前期より2.7ポイント増とほぼ倍増となっている。

 このほか、コンテンツ利用動向については、他のユーザーへのテキストメッセージ送信が63.1%、Webブラウジングが27.5%、ゲームが21.6%、アプリダウンロードが17.8%、SNSやブログの利用が15.9%、携帯電話での音楽再生が12.1%となっている。

 

(関口 聖)

2010/2/10 12:42