ソニー・ミュージック、「着うたミニ」を配信開始


 ソニー・ミュージックネットワークは、楽曲の歌詞やフレーズなど印象的な部分を切り出した「着うたミニ」の提供を開始した。

 「着うたミニ」は、楽曲の歌詞やフレーズなどの印象的な部分を3~10秒間程度、切り出した音楽コンテンツ。楽曲を聴くというよりも、着信音やメール、目覚まし音などの繰り返し使えるメロディパターンといった利用方法が想定されている。

 サービス開始第1弾として、洋楽95曲の「着うたミニ」が配信される。いずれもどこかで聴いたことがあるようなフレーズが切り出されているという。

 配信アーティストはアース・ウインド&ファイアー、アヴリル・ラヴィーン、オアシス、カサビアン、ザ・クラッシュ、ジェームス・ブラウン、ジャミロクワイ、シンディ・ローパー、TOTO、バックストリート・ボーイズ、バングルス、ビヨンセ、ビリー・ジョエル、ブルース・スプリングスティーン、ベイ・シティ・ローラーズ、ボブ・ディラン、マイケル・ジャクソン、ワムなど。

 なお、楽曲のダウンロードには、着うたと同等の1曲当たり105円かかる。各曲には試聴コンテンツなども用意されている。

 配信コーナーには、ソニー・ミュージックの着うた配信サイト「Sony Music Sound」からアクセスできるほか、URL入力でもアクセス可能。公式メニューからアクセスする場合は、iモード版が「着うた・着モーション」→「J-POP」から、EZweb版が「着うた」→「J-POP」から、Yahoo!ケータイ版が「着うた」→「J-POP・インディーズ」から。

 ソニー・ミュージックネットワークでは、「着うたミニ」について、「着うたフルや着うたフルプラスといった新サービスではなく、着うたの新コンセプト商品」と説明している。現在着信メロディを利用しているユーザーや、往年の音楽ファン向けにアピールしていくという。今後、利用者の動向を見ながら邦楽などへの展開も予定されている。

 



(津田 啓夢)

2010/1/27 13:00