ソフトバンク、緊急地震速報の提供時期を来夏以降に変更


 ソフトバンクモバイルは、同社の携帯電話向けに提供する「緊急地震速報」について、サービス開始時期を延期し、2010年夏以降にする。

 緊急地震速報は、地震発生直後に震源近くの地震計で得られた観測データをもとに、震度5弱以上の地震が発生すると予測した場合、気象庁から発表されるもの。携帯電話向けには、NTTドコモやauが配信サービスを提供している。

 ソフトバンクモバイルでも2009年秋に提供すると発表。その後、第1弾の対応機種「831N」を9月18日に発売した際には、「11月下旬より緊急地震速報を提供する」としていたが、10月下旬になって一部地域のサービス開始時期を変更していた。同社では「緊急地震速報の品質向上に向け、ネットワークの見直しを行ったため提供開始時期を見直すことになった」と説明。提供開始エリアについても白紙に戻り、今後あらためて案内される見込み。

 



(関口 聖)

2009/12/24 17:22