ナビポータルに三井物産が資本参加、共同事業展開へ


 三井物産、ソフトバンクグループ、パイオニア、インクリメントPの4社は、ソフトバンクグループ、パイオニア、インクリメントPの3社が共同出資した「ナビポータル」に三井物産が資本参加すると発表した。

 ナビポータルでは、携帯とパソコン・カーナビを連携させて、対応する機器にサービスを提供するプラットフォームを提唱しており、すでにパイオニアから対応カーナビが発売されるなど、コンシューマー向けの展開を行っている。

 ナビポータルはビジネスソリューション向けにも展開してく方針で、三井物産が参加したことで、今後は同社のカーシェアリング事業といった新たな事業向けに提供を行っていく。三井物産は事業の進捗に従い出資比率を上げることも検討している。

 出資比率は、ソフトバンクグループが40.5%、パイオニアが36.8%、三井物産が18.9%、インクリメントPが3.8%。

 



(太田 亮三)

2009/10/19 17:36