au one モバオクに銚子電鉄「デハ702」出品


デハ702

 KDDIと沖縄セルラー、モバオクが共同で提供するau向けオークションサービス「au one モバオク」で、千葉県の銚子電鉄で利用されていた車両「デハ702」がオークションに出品される。期間は8月24日~28日。

 今回のオークションは、auのキャンペーン「クイズ鉄道王決定戦」のスタートを記念して行われるもの。「デハ702」は、1928年に製造された貨車をベースに、1941年(昭和16年)に客車化された車両。もともとは近江鉄道の車両だったが、1978年より銚子鉄道で運行されてきた。今回車両の代替えに伴い、オークションに出品されることになった。

 「クイズ鉄道王」のオークション自体は、8月3日~28日にかけて行われ、毎週出品する鉄道会社が変わっていく。1週目は三重県の三岐鉄道が登場し、2週目となる現在は茨城県のひたちなか海浜鉄道が出品中。3週目は青森県の津軽鉄道と千葉県のいすみ鉄道が、4週目には、千葉県の銚子鉄道と千葉都市モノレール、鉄道関連グッズを扱う「ポポンテッタ秋葉原店」が出品することになっている。

 ひたちなか海浜鉄道からは「1日駅務体験」や標識灯などが出品され、17日~21日の3週目には津軽鉄道がストーブ列車で使っていた行先看板、いすみ鉄道が開業記念乗車券などのセットを出品する。そして4週目の8月24日~28日には、銚子電鉄の「デハ702」が一両まるごと出品される。

 au one モバオクには、「ショッピング&オークション」からアクセスできる。

 



(関口 聖)

2009/8/11 16:46