KDDI、「E05SH」向け構内PHS/無線LANカード販売開始

　KDDI、沖縄セルラーは、法人向けの「E05SH」に対応した「構内PHSカード01」を7月14日に、「無線LANカード01」を8月から発売すると発表した。

　「E05SH」は、防水や指紋認証機能を搭載したシャープ製の法人向けストレート型端末。内部にSDIOカードを装着可能で、今回の「構内PHSカード01」と「無線LANカード01」は当初より明らかにされていた通信カードとなる。利用するにあたり、「E05SH」に対応したPBXや無線機器などの電話設備、内線通話関連の設定が必要になる。

　「構内PHSカード01」は自営標準第2版に対応、PIAFSデータ通信には対応していない。「無線LANカード01」は、IEEE802.11a/b/gに対応し、セキュリティ機能としてWEP、WPA-PSK、WPA2-PSKなどをサポートする。各通信カードに対応するためには、「E05SH」の端末ソフトウェアを更新（ケータイアップデート）する必要がある。

　「E05SH」（構内PHS）の対応製品は、富士通、日立、OKIネットワークス、NEC、NECインフロンティア、パナソニック コミュニケーションズ、サクサ、岩崎通信。「E05SH」（無線LAN）の対応製品は今後Webサイトを通じて案内される。

　なおKDDIでは、7月24日から開催される展示会「ワイヤレスジャパン2009」のKDDIブースにおいて、内線ソリューションのデモ展示を行う。