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ドコモ、「arrows NX F-02H」のOSバージョンアップを一時中断~修理が必要となる不具合が発生

 NTTドコモは、富士通製のAndroidスマートフォン「arrows NX F-02H」のAndroid 7.1バージョンアップの提供を、不具合が確認されたため一時中断している。

 中断されたソフトウェア更新は、21日に提供が開始されたもので、「arrows NX F-02H」に対する2度目のOSバージョンアップとなっていた。

 更新を実施した一部の端末で、温度検出機能の異常に関するエラーが表示され、電源が落ちるという不具合が確認されたとしている。この不具合が発生した場合、ドコモショップの故障取扱窓口に持ち込み、預かり修理が必要となる。

 ドコモ広報によると、この更新は7000台以上にインストールされたという。影響規模は調査中だが、21日の時点で30件程度の不具合の申告が確認されている。なお、修理については「本事象に関わる内容であれば基本的に無料で受け付ける」としている。

 対処版の準備が整うまで、「arrows NX F-02H」のAndroid 7.1バージョンアップの提供は見合わせとなる。提供再開の目処は未定。再開時には、ドコモのホームページにて改めて案内される。

【追記 2017/08/22 20:09】
 影響台数、修理代金、提供再開の目処についてドコモ広報の回答を追記した。