ドコモ、「高円寺阿波おどり」のVR映像を台湾と福島県にリアルタイム配信するトライアル

　NTTドコモは、台湾の通信事業者「遠傳電信」と連携し、8月26日に東京都杉並区高円寺で開催される「第61回東京高円寺阿波おどり」の模様を、台湾および福島県南相馬市に設営するVR体験会場にリアルタイム配信するトライアルを実施する。

　VR映像は、杉並区およびNPO法人東京高円寺阿波おどり振興協会の協力により、第61回東京高円寺阿波おどりの中央演舞場（JR高円寺駅南口）の様子を撮影して配信される。

　VR映像のリアルタイム配信には、クロスデバイスが開発した「VRライブ配信システム」が活用され、ドコモや遠傳電信の4Gネットワークを経由し、VR体験会場の専用スマートフォンに配信される。利用者は、VR体験会場に設置されたヘッドマウントディスプレイを通じて没入感のある映像を見ることで、現地にいるかのような疑似体験が可能になるという。

トライアルイメージ図

　トライアルの実施期間は8月26日17時～20時。VR体験会場は、福島県南相馬市の道の駅南相馬（福島県南相馬市原町区高見町2丁目30-1）および、台湾・台南市の台南大遠百デパート（台湾台南市前鋒路210號）に設営される。