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動きやルールを創意工夫、おもちゃのプラットフォームをソニーが開発

レゴと組み合わせて遊ぶタイトルを同時発売

 ソニーは、動くキャラクターやアクション、操作といった要素を組み合わせ、創意工夫しながら遊べるというおもちゃのプラットフォーム「toio」(トイオ)を12月1日に発売する。価格はオープン価格で、販売予想価格は「toio」が2万円前後(税抜、以下同)、toio対応タイトル「トイオ・コレクション」が5000円前後、「工作生物 ゲズンロイド」が4000円前後。

トイ・プラットフォーム「toio」

 「toio」は、子供が自ら創意工夫することで楽しさが広がるという、体感型のおもちゃのプラットフォーム。さまざまな遊びやゲームなどのコンテンツが入った、別売りのtoio対応タイトルと組み合わせることで、おもちゃを触って操作したり、アクションゲームやパズルゲームを楽しんだりできる。

 プラットフォームとしての「toio」は、モーターが内蔵され動き回れる「コア キューブ」が2台と、キューブを操作するコントローラーの「リング」、本体の「コンソール」で構成される。別売りのtoio対応タイトルには、ゲームなどのコンテンツが入ったカートリッジのほか、タイトルにより、ゲームに使うマット、カード、玩具などが付属する。カートリッジはコンソールに装着して利用する。

 カートリッジをコンソールにセットし、キューブをマットの上に乗せると準備が完了。キューブのマット上での位置はリアルタイムに検出され、コンソールからの無線の指示で、ルールやアルゴリズムに沿った正確な動きを実現する。これにより、マットに描かれた仕掛けの上のキューブが通過するとスピンするなど、動作を変えることができるという。

 「toio」はパートナー企業とも連携を進めており、同時発売のタイトル「トイオ・コレクション」は、「レゴ」と組み合わせてキューブをカスタマイズでき、工作バトルゲームやプログラミング発想のためのパズルなどが楽しめる。

 ソニーが運営するクラウドファンディング・EコーマスのWebサイト「First Flight」では、初回限定セットの先行予約販売が数量限定で開始されている。期間は6月30日までで、予定数量に達すると終了する。商品の発送は正式発売日の12月1日より前になる予定。

「toio」コンセプトビデオ
対応タイトル「トイオ・コレクション」
対応タイトル「工作生物 ゲズンロイド」