Androidの講演イベント「ABC 2017 Spring」が5月28日開催～テーマは「VR」「AI」「IoT」

　日本Androidの会は、Android関連の講演イベント「Android Bazaar and Conference 2017 Spring（ABC 2017 Spring）」を5月28日に開催する。会場は、東京の東海大学高輪キャンパス。一般参加費は無料で、来場者登録を受け付けている。

　15回目の開催となる「Android Bazaar and Conference」。今回は「MR/VR、AI、IoT時代のユーザ体験、現在、過去、未来」というテーマで、2016年に注目を浴びた技術を取り上げる。

　HTC ViveやPlayStation VRの登場により盛り上がった「VR（Virtual Reality）」。HoloLensなどのデバイスでは、現実世界の物体とCGを融合させた「MR（Mixed Reality）」に向けたコンテンツ・ソフトウェアの開発も進められている。

　「AI」（人工知能）分野では、機械学習の進歩がめざましく、TensorFlowやChainerといったライブラリを利用して、一般の開発者がアプリ向けに組み込める環境が整ってきた。「IoT」分野では、屋内での位置測位を起点としたサービスや空撮用のドローンなどが実用化されている。

　「ABC 2017 Spring」ではこれらの技術の現状を振り返るとともに、今後の技術の進展で予測される用途などが議論される。また、バザール展示では、関連技術を保有する会社や開発者コミュニティ、ワーキンググループなどが参加し、交流の場が用意される。