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“蒲田くん”がスマホに「ゴジラ第2携帯」

 東宝は、映画「シン・ゴジラ」に登場する「ゴジラ 第2形態」をモチーフにしたスマートフォン「ゴジラ第2携帯」をオンラインサイト「ゴジラ・ストア」で発売する。

 シン・ゴジラファンには「蒲田くん」として知られる「ゴジラ 第2形態」。その形状を忠実に再現しつつ「人知を超えた」というハイスペックが「ゴジラ第2携帯」の特徴となっている。世界初の55G(第55世代移動通信システム)に対応し、人知を超えた通信速度が体験できる。サービスエリアは羽田や蒲田の周辺。

 フロントカメラは5億5000万画素で、555K動画を撮影可能。555Kプロジェクターを内蔵し、口から映像を投影する。内蔵メモリは「シークエンスの作業だけで何年かかるかわからない情報量」を搭載する。

 また、携帯内でエネルギーを生み出す技術を採用し、携帯電話初のバッテリーレスとしている。ただし、放熱の調整がうまく働かないため、連続で動作する場合は海水に浸すなどして冷却する必要がある。防水機能は深海への投入も可能な完全防水で、進化し続ける耐衝撃性を備える。

樋口真嗣氏(映画「シン・ゴジラ」監督・特技監督)のコメント(本物)

 嘆かわしい。実に嘆かわしい。 出せばなんでも売れるという思い込みはユーザーを馬鹿にしてはいないか?  クスリとも笑えないダジャレをなんのひねりもなく形にするのも鈍感過ぎやしないか?  昨年の大ヒット、今年の受賞ラッシュに胡座をかいて調子に乗っているとしか思えず嘆かわしいことこの上ない。 だいたい希望小売価格も明記していないなんて欲しい物には金に糸目はつけないという純粋なファン心理につけ込んだ卑劣な手口ではないか。 未解決の赤くてヌルヌルした液漏れの問題をそのままで出す方がよっぽどアメイジングだ。 売らん哉主義の横行には首を傾げざるを得ない。実にけしからん。

 発表にあたり東宝では、「速やかに巨大不明携帯の情報を収集し、駆除、捕獲、排除と、各ケース別の対処方法についての検討を開始してください」「それ、どこのキャリアに言ってるんですか?」というやり取りがあったことを示唆。発売日とされる4月1日、いわずと知れたエイプリルフールに、東宝らしい高いクオリティの案内となっている。