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SIMフリーでWindows 10搭載の2in1 タブレット「C109S」、法人向けに発売

Atom x5-Z8350搭載、実売は4万9000円程度

 トライポッドワークスは、SIMロックフリーの通信モジュールを搭載した、Windows 10搭載の2in1スタイルのタブレットPC「C109S」を法人向けに販売する。出荷は4月末からになる予定で、MVNOを含むパートナー各社から法人向けに販売される。価格はオープン価格で、パートナー企業を通じた販売予想価格は4万9000円(税抜)程度になる見込み。

「C109S」

 「C109S」はファーウェイ製のSIMフリーの通信モジュール「ME906J」を搭載。ドコモ網に対応したSIMカードを装着して利用できる。SIMカードのサイズはmicroSIM。今後は、1つの通信モジュールでドコモ、au、ソフトバンクの3つのキャリアに対応するモデルの投入も検討されている。

 「C109S」は着脱式のキーボードでノートPCのようにも使える2in1スタイルを採用する。

 ディスプレイは10.1インチ、1920×1200ドット(WUXGA)で、Micro HDMI出力を備える。CPUはインテルのAtom x5-Z8350で、1.44GHzのクアッドコア。メモリ(RAM)は4GB、ストレージは64GBで、最大128GBまでのmicroSDXCカードを利用できる。メインカメラは500万画素、インカメラは200万画素。

 LTEの通信速度は下り最大150Mbps、上り最大50Mbps。無線LANはIEEE802.11b/g/nで、Bluetooth 4.0をサポートする。外部USB端子はUSB Type-CとmicroUSB。

 バッテリー容量は8000mAh。Wi-Fiでの連続駆動時間は約6時間。OSはWindows 10 Home 64bitで、Proにアップグレードが可能。本体(ディスプレイ側)の大きさは約261×167×8.8mmで、重さは約580g。