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ソフトバンク、Foxconnと共同で投資事業へ

 ソフトバンクグループは、台湾のフォックスコン(Foxconn)と合弁会社を通じた投資事業をすると発表した。ソフトバンクの子会社で新たな株式を発行し、フォックスコンが引き受ける。投資先はフォックスコンが主導して決定していく。

 今回の合意により、ソフトバンクグループ子会社のSOFTBANK GROUP CAPITAL APAC(2000年設立)が3月1日付けで新株を発行。それをフォックスコンの子会社であるFoxconn(Far East)が引き受ける予定。新株発行後、SOFTBANK GROUP CAPITAL APACの議決権比率は、Foxconn(Far East)が54.5%、ソフトバンクグループが45.5%となる。

 議決権比率にも表れているように、合弁会社を通じた投資事業はフォックスコン側がリードしていく予定とのこと。ソフトバンクでは、フォックスコンの国際的なプレゼンス、ネットワークに同社の投資関連のノウハウを組み合わせることでアドバンテージを得られると判断した。その投資事業はソフトバンクの“10兆円ファンド”には含まれない。