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「i-dio」Amanekチャンネルブランドのデータ通信SIMカード
IPサイマル放送向け、日本通信の「おかわりSIM」を使用
2016年8月8日 18:16
アマネク・テレマティクスデザインは、日本通信と協働し、データ通信用SIMカード「Amanek SIM supported by おかわりSIM」を8月10日に発売する。TOKYO FMの通信販売サイトで販売される予定で、SIMカードのパッケージ価格は2980円(税抜、以下同)。利用料は使用量に応じた5段階定額で、容量が1GB~5GB、料金は月額500円~1500円。
「i-dio」(アイディオ)は新マルチメディア放送サービスとして3月からプレ放送が開始され、この中の「Amanek」チャンネルは自動車・ドライバー向け専門のチャンネルとして、7月から本放送が開始されている。
「i-dio」の受信にはスマートフォンの「i-dio」アプリと、専用チューナーが必要。スマートフォンとWi-Fiで接続するチューナーや、チューナー搭載済みのスマートフォンなどが販売されている。
一方、「i-dio」が開局している関東・甲信越、近畿、九州・沖縄、東海・北陸の4ブロック・31都府県を対象に、インターネットで同じ内容を配信するIPサイマル放送も実施されている。「i-dio」開局済みの地域であれば、屋内や地下などで放送を受信しづらい場合に、インターネット経由で「i-dio」の番組を受信できる。
「Amanek SIM」は、日本通信の「おかわりSIM」を採用することで手頃な料金を実現したデータ通信用SIMカードで、「Amanek」チャンネルのIPサイマル放送を楽しめるようにと企画されている。「Amanek」チャンネルの受信以外にも利用できる。SIMカードの通信エリアはNTTドコモのLTE・3Gエリア。
料金体系は「おかわりSIM」と同じで、月間1~5GBの間で使用した量により料金が変わり、月間1GBまでで月額500円、以降は1GBごとに250円増加し、上限が月間5GBで月額1500円になる。1~5GBまでは使用した量に応じて自動的に切り替わる。月間5GBを超えると、通信速度は200kbpsに制限される。
なお、「Amanek」チャンネルをIPサイマル放送で受信した場合、1時間で約0.15GBとしている。