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エレコム、iPhoneでVR動画が撮影できるクリップレンズ

VRグラスやVR用リモコンも

 エレコムは、VR(バーチャルリアリティ)を体験するための各種アクセサリーを、7月末までに順次発売する。

 iPhoneでVR動画を撮影できるクリップレンズ、VRコンテンツを対応するためのVRグラス2製品や、VRゲーム用コントローラー、VR視聴向けヘッドホン5製品などがラインナップされている。

iPhone用3D撮影クリップレンズ

 「3D撮影レンズ(クリップ式)」(P-VRL01シリーズ)は、iPhoneの背面カメラに取り付けて、3D画像や撮影できるクリップ式のレンズ。価格は2780円(税込、以下同)。VR映像をiPhoneのカメラ機能で手軽に撮影し、VRヘッドセットや再生アプリを使って鑑賞できる。

「3D撮影レンズ(クリップ式)」(P-VRL01シリーズ)

VRグラス

 スマートフォンをセットしてVR映像を鑑賞できるヘッドマウントディスプレイは、多機能タイプの「P-VRG03シリーズ」(3980円)と、組み立てタイプの「P-VRG01シリーズ」(2480円)の2種類をラインナップ。

 多機能タイプの「P-VRG03シリーズ」は、調節可能なヘッドバンド付きで、フィット感を向上させた製品。ピント調整機構のほか、目の幅に合わせて見やすい位置にスマートフォンを固定できる目幅調整機構を備える。スマートフォンの背面カメラをさまたげない、クリアタイプのフロントカバーを採用し、ARコンテンツにも対応可能。

 約4~6インチのスマートフォンに対応する。大きさは約210×110×115mm、重さは約360g。カラーはブラック、ブルー、グリーン、ホワイトの4色。

 組み立てタイプの「P-VRG01シリーズ」は、スナップボタンで組み立てる、持ち運び用のVRグラス。価格は2480円。使い終わったらコンパクト折りたたんで、手軽に持ち歩ける。一般的なスマートフォンの背面カメラのレンズ位置を開ける設計のため、ARコンテンツにも利用できる。頭に固定できるバンド付き。

 約4.5~5.5インチのスマートフォンに対応。大きさは約135×100×75mm、重さは125g。カラーはブラック、ブルー、カーボンブラック、カーボンホワイトの4色。

「P-VRG01シリーズ」

 VRグラスを持ち運ぶための「VRグラスケース」(BMA-VR01BK)も発売。価格は3812円。内面に10mmのクッション素材を採用し、衝撃を吸収する。ショルダーベルト付き。大きさは約215×130×160mm、重さは約215g。

「VRグラスケース」(BMA-VR01BK)

VRをより楽しめるBluetoothリモコン

 スマートフォンをVRグラスに設置したまま、手元で操作できる「Bluetoothリモコン」(JC-VRR01シリーズ)も登場。価格は5735円。

 マウスカーソル操作対応のジョイスティックや、左クリック、戻るキー、動画の再生/停止/早送り/巻き戻しなど、10ボタンを搭載する。リモコンモードとゲームパッドモードの2モードを切り替えて利用できる。Android 5.0~、iOS 6.0~で、Bluetooth 3.0をサポートする端末に対応。単3形乾電池2本で駆動する。カラーはブラックとホワイトの2色。

「Bluetoothリモコン」(JC-VRR01シリーズ)

VR向けのヘッドホン5製品

 VR環境での利用を考慮したステレオヘッドホンとして、5製品を発売する。

 オーバーヘッドタイプの「HS-VRS01BK」(1万9202円)は、「VRモード」スイッチを搭載。スイッチを押すとバーチャルサラウンドとバスバイブレーターが有効になり、臨場感のあるVR体験が楽しめる。長時間の利用でも疲れにくい、大型のイヤーパッドを採用。片出しコード設計で、延長ケーブルが付属する。ドライバーユニットは口径40mmでダイナミック型、再生周波数帯域は20Hz~20000Hz。

「HS-VRS01BK」

 オーバーヘッドタイプの「EHP-VROS310BK」(4980円)と、ネックバンドタイプの「HS-VRNB01シリーズ」(3812円)、耳栓型の「EHP-VRCN310Mシリーズ」(1580円)は、0.6mのショートケーブルを採用した製品。VRグラスを装着した状態で利用しても、ケーブルが邪魔にならないとする。通常のヘッドホンとして利用するために、延長ケーブルが付属する。このほか、巻取りリールを採用したヘッドホン「EHP-VRCA3540R」(1780円)も登場する。

「EHP-VROS310BK」
「HS-VRNB01シリーズ」
「EHP-VRCN310Mシリーズ」
「EHP-VRCA3540R」