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タブレット端末の出荷がパソコンに匹敵する規模に、ICT総研予測
2016年7月6日 12:06
ICT総研は2015年度のスマートデバイス市場動向をまとめた調査レポートを発表した。
2015年度のスマートデバイス(スマートフォン+タブレット端末)の出荷台数は、前年度比2.9%増の3794万台。このうち、スマートフォンは2899万台と、前年度比4.8%増となる一方で、タブレット端末は895万台と、前年度比で2.6%減少している。
全体としては微増にとどまったものの、スマートデバイスの3794万台という出荷台数は、パソコンの出荷台数978万台の約3.9倍の規模となっている。
ICT総研では、2016年度の出荷台数予測として、スマートデバイス全体で3800万台と見込んでいる。そのうち、スマートフォンは2849万台と減少し、タブレット端末が951万台と、パソコンに匹敵する規模まで販売を伸ばすとしている。
「1年後にフィーチャーフォン持ちたい?」14.2%まで減少
ICT総研が6月にアンケート形式で実施した調査では、スマートフォン所有率が75.6%となり、前年度調査の59.9%からさらに増加した。一方、フィーチャーフォンは前年度の44.7%から23.3%まで減少した。タブレット端末の所有率は30.0%だった。
なお、MVNOの利用者に限ると、スマートフォンの所有率は96.0%だった。
また、「1年後にどんな端末を所有していたいか」を複数回答で質問したところ、フィーチャーフォンは14.2%にとどまり、前年度の27.6%から半減している。一方、現在の所有率は1.4%の腕時計型端末は、7.4%が「1年後に所有していたい」と回答しており、潜在需要があるとしている。