ニュース
UQからも下り最大370MbpsのWiMAX 2+ルーター「W03」
「WX02」には新色マゼンタが追加
2016年6月16日 13:42
UQコミュニケーションズは、WiMAX 2+ルーターの新機種として、ファーウェイ製の「Speed Wi-Fi NEXT W03」を7月1日に発売する。UQオンラインショップでの価格は2800円。クレードルセットは4800円(価格表記は2年契約の場合で、すべて税抜)。
また、「Speed Wi-Fi NEXT WX02」には新色「マゼンタ」が追加される。
下り最大370Mbpsの「Speed Wi-Fi NEXT W03」
「Speed Wi-Fi NEXT W03」は、auで2016年夏モデルとして販売されている機種と同等の製品。
WiMAX 2+とau 4G LTEの3波を組み合わせた3CA(キャリアアグリゲーション)に対応し、下り最大370Mbpsで通信が利用可能。対応エリアは渋谷駅周辺から開始し、梅田駅周辺、名古屋駅周辺、山手線主要駅周辺などへ順次拡大する予定。
WiMAX 2+のみキャリアアグリゲーションでは下り最大220Mbps、LTEのみでのキャリアアグリゲーションでは下り最大225Mbpsでの通信に対応する。
初期設定ではWiMAX 2+のみで通信されている「ハイスピードモード」に設定されている。端末の設定を「ハイプラスエリアスピードモード」に切り替えることで、au 4G LTEを利用できるようになる。「ハイプラスエリアスピードモード」で通信を利用すると、月額1005円のオプション料が発生する。
NFCを搭載し、スマートフォンをかざすだけでWi-Fiの設定ができる。スリープモードにしていても、スマートフォンの専用アプリ「HUAWEI HiLink」からのモバイルルーター機能を起動できる。
動作モードは「ノーマル」、「ハイパフォーマンス」、「バッテリーセーブ」の3種類。「ノーマル」モードではバッテリー残量に応じて自動でキャリアアグリゲーションのオン・オフを切り替える。指定した時間に通信がない場合に自動で電源をオフにする「自動電源オフ」機能も搭載する。
バッテリーは3000mAh。「ハイスピードモード」設定時の連続通信時間はでノーマルで約610分、ハイパフォーマンスで約570分、バッテリーセーブで約730分。「ハイスピードプラスエリアモード」設定時は、ノーマルで約430分、ハイパフォーマンスで約350分、バッテリーセーブで約680分となる。休止状態での連続待受時間は約1040時間。
Wi-Fiは2.4GHz帯、5GHz帯に対応、IEEE802.11a/b/g/n/acをサポートする。サイズは約120×62×11.4mmで、重さは約127g。カラーはオレンジとホワイトの2色。
WX02には新色「マゼンタ」が登場
また、UQは、NECプラットフォームズ製の「Speed Wi-Fi NEXT WX02」の新色「マゼンタ」を6月24日に発売する。UQオンラインショップでの価格は他色と同額で、800円。クレードルセットは2800円となる。端末についての詳細は発表時の記事を参照いただきたい。