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マッピーやドルアーガの伝説的クリエイターが集結、“新作マッピー”登場

 鈴屋とコスモマキアーは、マッピーやドルアーガの塔などを制作したクリエイターが集結し開発した、スマートフォン向けゲームアプリ「タッチ・ザ・マッピー 復活のニャームコ団」の配信を開始した。iOS、Android版が用意され、利用料は無料。

 「タッチ・ザ・マッピー 復活のニャームコ団」の最大の特徴は、オリジナルのマッピーやゼビウス、ドルアーガの塔などの制作に携わった、元ナムコの伝説的クリエイターが集結して開発されている点。

 新作マッピーのデザインは、オリジナル版マッピーのデザインを手がけたMr.Dotmanこと小野浩氏。サウンドは、ドルアーガの塔などを手がけたZUNKOこと小沢純子氏が担当する。さらに監修にも、オリジナル版マッピーで企画に携わった佐藤英治氏が参加している。

 ゲームは、トランポリンで上下に移動するマッピーはおなじみの見た目ながら、プレイヤーは指でタップして床を作りながらマッピーを誘導、ステージのすべてのお宝を回収するとクリアとなる。全60ステージが用意され、お宝を取る順番で得点が変わるパズル要素も加わっている。

 ゲームのステージは、オリジナル版でマッピーがニャームコ達の盗品を取り返してから15年後という設定。保安官だったマッピーは警部になり、制服も新しくなっている。お宝もオリジナル版はラジカセやテレビだったが、今回はMDラジカセやVHSビデオ付きテレビなど、微妙に進化。高得点のモナリザは日本の名画に変わっている。

 小沢純子氏が手がけるサウンドは、オリジナル版のテイストを残しながら、60年代のジャズ風にアレンジされた8ビットサウンドになっている。

 今回配信されるゲームアプリは、バンダイナムコエンターテインメントのカタログIPオープン化プロジェクトに参加し、提供されるもの。同プロジェクトではパックマンやマッピー、ゼビウスなど1980年代を中心とした名作タイトルのIP(知的財産権)が開放されており、二次創作などに利用できるようになっている。