ソフトバンク、スマホのアプリを一括管理できる法人向けサービス


 ソフトバンクモバイルは、Android端末で利用するアプリを一括配信・管理できる法人向けのサービス「アプリコンシェル」を5月10日より提供する。利用料は1回線につき月額525円。利用にあたっては、S!ベーシックパック(月額315円)への加入が別途必要となる。

 アプリコンシェルは、管理者が法人向けサイト「法人コンシェルサイト」から必要なアプリを選択して、管理下の各端末に対して一括配信できるサービス。端末にプリセットされているアプリのON/OFFも制御可能で、カメラなどの特定のアプリを起動できなくすることもできる。業務と関係のないアプリの使用を禁止したり、ホーム画面の壁紙やアプリの配置を指定したりすることもできる。

 一括配信に含められるアプリは、ソフトバンク提供の「共有電話帳」、「安心遠隔ロック」、「災害用伝言板」など8件、パートナー企業提供の「位置情報ASPサービス DP2」(ナビッピドットコム)、「moconavi-GrW」(レコモット)の2件(5月8日現在)のほか、各法人が自前で用意したアプリ。

 サービス開始時の対応機種は、「AQUOS PHONE THE HYBRID 101SH」、「GALAPAGOS 003SH」、「DELL Streak Pro 101DL」、「STAR7 009Z」、「Vision 007HW」の5機種。

(湯野 康隆)

2012/5/8 17:05