本日の一品
自動にWi-Fiで体重・体組成データをアップできる「カラダスキャン HBF-253W」
(2016/1/5 06:00)
怒涛の忘年会シーズンが過ぎさり、年が明けたら新年会……。この時期、うっかりしているとすぐに増えてしまいがちな体重。そこで、オムロンの体重体組成計「カラダスキャン HBF-253W」を購入した。HBF-253Wは、計った体重や体組成データをWi-Fi経由でクラウド上に保管してくれる。計測できる項目は、体重、体脂肪率、内臓脂肪レベル、骨格筋率、体年齢、基礎代謝、BMIの7種類だ。
機器を使用する前に「わたしムーヴ」に会員登録を行った。ドコモ・ヘルスケアが提供する「わたしムーヴ」に会員登録をすることで、オムロンヘルスケアの「ウェルネスリンク」というサービスにデータが登録できるようになるらしい。このあたりの構造がなかなか難しい……。
その後、いろいろと初期設定をしなければならないのだけれども、ここからかなりてこずった。まず説明書通りに、HBF-253Wの電池ボックス内の専用ケーブル差し込み口とパソコンのイヤホンジャックをケーブルで接続。どうやら音で設定を行うようだ。今時ずいぶんアナログだなぁ。
しかし、何度やってもタイムアウトになって設定ができない。パソコンでできないのならば、と今度はスマートフォンとHBF-253Wをケーブルで接続して再度チャレンジ。しかしまたしてもタイムアウト。ここの設定ができなければ、体重計としてすら使うことができない。無線LANルータのWEPキーを押してみたり、いろいろ再起動をかけてみたりする。ここまでで1時間経過。む、難しい……。
結局最後はなんとか接続ができたのだが、何がきっかけで接続できたのか、実はよくわかっていない。再現性が無いから、転居してWi-Fi環境を構築しなおさなければならないときなど、少々不安が残る。
そして、早速購入した体重計に乗ると……え、これまでより3kgも多いんですけど! 今までの体重計、精度が低いと思っていたが、まさか3kgも誤差があるなんて。太りすぎだよ私……!
驚いていると、家族も「2kg多く表示されている」と怪訝な顔をしている。調べたところ、この体重体組成計は、自動で定期的に精度補正をしているらしい。裏返しに置いたりすると、精度補正が正しくできず、実際とは異なる体重値を示すことがあるとのこと。改めて、ゼロ補正をしてから体重計に乗ると、まともな結果が表示された。よ、よかった……。
体重体組成計としての使い心地は問題無し。測定後は、Wi-Fiを通じて自動的に体重と体組成データがウェルネスリンク上にアップされる。こういうレコーディング系のガジェットを使っていると、あまりよくない結果が続いて嫌な気分になり、記録するのを止めてしまいがちだけれども、全自動で記録されるので、気負わず続けられそう。複数ユーザーが登録できて、体重計に乗ればどのユーザーかを自動判別してくれるのもありがたい。
記録したデータはスマートフォンのアプリ「からだグラフ」や、ウェルネスリンクのウェブサイトで参照できる。ウェブサイトでは、3つまでの指標を組み合わせたグラフを参照できるので、たとえば「体重」と「内臓脂肪レベル」と「BMI」を組み合わせて、どんなときに太りやすいとか、痩せやすいというような傾向を読み取ることもできそう。あとは、iPhoneのヘルスケアアプリと連携ができると最高なのだけれど、そこまではまだ対応していないようだ。
体重の記録を日々つけるようになってから、無茶な飲み食いはやめておこうという気持ちになった。まだ続く年末年始の暴飲暴食シーズンを、このHBF-253Wの力を借りて節制しながら乗り切りたいものである。
製品名 | 販売元 | 購入価格 |
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体重体組成計 カラダスキャン HBF-253W | オムロン ヘルスケア | 1万3171円 |