その1杯が命取りに！ ご飯をよそう時は「デジタルしゃもじスケール」で

　人は食べなければ生きていけない……のだけれども、最近少し出てきたお腹を見るにつけ、いろいろ考え込むことが多くなった。とりあえず、作ったら作った分だけ食べてしまう癖をなんとかしたい。そんな時に見つけたのが、ドリテックの「デジタルしゃもじスケール」だ。

「デジタルしゃもじスケール」

　「デジタルしゃもじスケール」は、よそったご飯のカロリーと重量が即座に分かるアイテム。1回ご飯をよそうたびに、柄の部分に設けられた液晶画面にカロリー（kcal単位）、もしくは重量（g単位）をデジタル表示する。同じく柄にあるボタンで、その2つの表示内容を切り替えることができ、何回かに分けて茶碗一杯にする際には、1回ごとに“追加”ボタンを押してよそえばOKだ。

柄は取り外し可能。洗って清潔に使える

柄の部分に数値を表示する液晶画面と各種操作ボタンが設けられている

　ネットで調べたところ、目標体重に30をかけた数字が、1日に必要なカロリーの上限の目安になるらしい。筆者の場合だと目標体重は57kgなので、1日に1710kcal以上摂取し続けると太ってしまう計算になる（現在体重はあえて伏せておく）。

　今回よそったご飯の茶碗1杯分は185kcal。グラム数を確認すると110gであることが分かった。これまでは毎日茶碗2杯分食べていたので、仮に毎日今回と同じ量のご飯を食べていたとすると、ご飯だけで370kcal。おかずを2、3品用意すれば、1食分できっと1710kcalの半分は超えるだろう。なんてこった……。

茶碗一杯分だけでカロリーはこれだけあった

185kcalで重さは110g

　この日は作り置きのカレーもあったので、お皿によそった時の量も計ってみた。大好きなカレー。茶碗ではなく大き目のお皿にご飯をよそう分、その量は茶碗の時より多くなるのでは……。

この数値はご飯分のカロリー。カレールーや具材のカロリーを合計するとどうなるのか……

　案の定、茶碗の時と比べてほぼ2倍となる326kcal。茶碗の時と同じ感覚だが、2杯食べてしまうため、総カロリー数では……。さすがに食べすぎだということは、いくら無頓着な筆者でも察した。これからはもう少しご飯の量を減らそう。だからといって、おかずをたくさん食べたら元も子もないので、その辺りもしっかり注意したい。

控えめによそっていきたい

　なお、本製品が対応しているのは白米のみ。玄米や雑穀米などはカロリーの違いで正確な数値を計れないので注意しよう。あと、柄の部分にデジタル表示する画面とボタンがあるため、誤操作を気にして強く握れず、ご飯をよそいにくいことがある。けれど、よそいにくい方がダイエットや食事制限には何かと都合がいい……と言えなくもないので、むしろありがたいかもしれない!?