置き散らかす人に、ブザーとリモコンのセット「どこいっ太郎」


シンプルなパッケージの中には5色の子機が。親機のリモコンは8台の子機に対応

 家の中の探し物が自らアピールしてくれる「探し物探知機」をディスカウントストアやバラエティストアで見るようになった。よく見かける探し物探知機の多くは、親機のリモコンと子機のブザーがひとつずつのセットで、リモコンのボタンを押すとブザーが鳴るというものだ。

 今回筆者が購入を決めた「どこいっ太郎」という探し物探知機は、親機のリモコン1つで、5つのブザーに対応したもの。5つもあればメガネ、携帯電話、鍵、財布、そのほか1つをすぐ見つけられるようになるので、これでどうにかなると思う。子機であるブザーは、クリップやストラップでなくしがちなものに取り付けておく。

 筆者を含め、日本人ビジネスマンは、時間対効果、費用対効果をすごく気にするのではないだろうか。“仕事人間”だと、家事的な仕事に無頓着ですぐどこに置いたか忘れることもしばしば。それは筆者だけ、なんてツッコミがないことを願うのだが……。ともかく、モノを探す無駄な時間をこれによってある程度省くことができるわけだ。もちろんリモコンは常に同じ場所に置き、忘れないようにして。

子機にはストラップ穴。ストラップも付属している

 音量はそんなに大音量というわけではない。居間のテレビの音量よりずっと小さく、昔ながらのピピピッとなる目覚まし時計くらいの音が10秒ほど流れる。各子機がすべて同じ音色だが、ひとつはピッピッピッだったり、ひとつはピピピッだったりと、その辺に違いがある。

 この製品、ネーミングはともかく、パッケージはとてもシンプルで文字サイズも大きく簡潔。この商品を販売する通販サイトのページでは、年配の人が利用するイメージシーンが製品写真とともに掲載されており、極めてシンプルですぐに使えるデザインだが、年配ではない筆者にも大活躍の一品なのである。


 

製品名製造元購入価格
「どこいっ太郎」RF-315クマザキエイム7980円

 

 

(山谷 剛史)

2009/12/9 06:00