立つ!学習リモコン「RM-PLZ510D」
ソニーの学習リモコン「RM-PLZ510D」 |
最近、地上デジタル対応チューナーを導入したが、操作がちょっと面倒になった。その理由はリモコンが1個しかないこと。筆者の使い方では機器の近くと、普段いる場所の2カ所に置きたいのだ。
さらにテレビを映し出すモニターが「テレビ」からパソコン用の「液晶モニター」に変更となり、もうひとつ操作すべきリモコンが増えてしまったのだ。このパソコン用モニターは電源、入力切替、ボリュームを付属のリモコンで操作できるが、ボリューム操作があるおかげで、このパソコンモニターのリモコンも一緒に使う必要が生じた。
そんなときに便利なのが汎用リモコンだが、ソニーの「テレビ」に東芝の「DVDレコーダー」という組み合わせならどれを買っても対応するものの、バッファローの地デジチューナー、LGの液晶モニターの信号をプリセットしてある汎用リモコンなどあるわけがなく、買いに走ったのがソニーの学習リモコン「RM-PLZ510D」である。
学習リモコンは昔に買ったことがあり、引き出しの奥から引っ張りだしてみたものの、現在の録画機能付き多機能地上デジタルチューナーを使う上では、青赤緑黄のボタンなど、必要なボタンをカバーできない。違うモードにしてボタンを振り分けてもよいのだが、それも面倒なので、新調することにしたのだ。
カマボコのように握りやすい形状。伏せておいていても、すぐ手にとれる |
今回購入したソニー「RM-PLZ510D」の最大の特徴はその形状。ボタン面を伏せて置くことで、持ち上げやすく、その上、ボタン面の汚れを防ぐという仕組み。この点は、このリモコンが登場した際に“リモコンマニア”の間ではさんざん言い尽くされた話題だが、筆者にとってのメリットはズバリ「立つ」ことだ。
リモコンを立たせることができれば、置くときも省スペース。さっと手にとって操作もできる。昔使っていたパソコンモニターのリモコンが立つタイプだったので、立てられることの便利さは身に染みているのだ。
立てたときの安定感は、リモコンが細長いだけに完璧ではないものの、すぐに倒れるようなことはない。使い始めて少し経過したが、筆者にとってはかなり便利でますます気に入ってしまった。
「RM-PLZ510D」はデザイン面にも注力している製品で、メタリックな外装をまとっているため、倒れた場合の傷が心配ではある。が、しかし立たせておくことが理由で買ったんだからと、気にしないようにしている。
ちなみに、外装が汚れたら、ペイントしてしまう手もありそうだ。「RM-PLZ510D」には3色のカラーバリエーションがあるが、違いは外装のパネル1枚のようで、すぐに取り外すことができ、色を塗るのも簡単そう。
もしかしたら、このリモコンをデザインした人は、買った後で好きにデコってくれと想定してこのような形にしたのかもしれない。今はシルバーだが、傷だらけになったら黄色にでも塗ってみるかと夢は膨らんでいる。
製品名 | 製造元 | 購入価格 |
RM-PLZ510D | ソニー | 3582円 |
2009/9/4 10:53