てっぱんアプリ!
これで誰でも美男・美女に!?「Facetune」で画像修正にチャレンジ
(2015/5/22 06:00)
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
アプリ名: Facetune
開発者: Lightricks Ltd.
価格: 480円(Google Poay:400円)
対応OS: iOS 8.0 以降、Android 4.1 以上
カテゴリ: 写真・ビデオ
写真編集のカテゴリーには、今や数え切れないほどのアプリがある。けれど、今回紹介する「Facetune」は顔写真のレタッチに特化したアプリで、写真うつりを気にする人にはぜひ試してみてほしい1本。では、どれだけ簡単に見栄えを変えられるのか、レタッチ機能を1つずつ反映させながら「イケメン顔」へと変貌させてみよう。
イケメン顔に修正する
「Facetune」は、写真撮影からトリミング、各種レタッチ、フレームによる装飾まで、顔写真をきれいに残すのに必要な一連の機能を1本にまとめたフォトアプリ。写真撮影するか、既存の写真を選択した後、画面下に並ぶ各種機能ボタンを使ってレタッチしていくが、今回は左側にあるものから順に試していってみよう。
まずは“キャンバス”機能でトリミング。バランス良く撮れなかったり、縦向きで撮ったはずが横向きになっていたりした時は、ここでトリミングしたり縦横比を変えたり、回転・反転させておく。
最初に加えるエフェクトは“美白効果”。近頃はフォトアプリに搭載されることの多くなっている美白化機能だが、本アプリでは気になる箇所を指先で少しなぞるだけで、わりとくっきりと美白効果が現れる。明るめの場所で撮影した今回の顔写真だったが、それでもあっという間によりすっきりした色白肌になった。
次の“なめらか効果”も、美白効果と同様に多くのフォトアプリに採用されている。ざらざらした質感の肌部分をなぞれば、一気に滑らかで若々しいうるおい肌に変化する。髪の毛や服などに適用してしまうとディテールが失われてしまうので、それらの部分はなぞらないように注意しよう。
細部をレタッチしてチャームポイントを際立たせる
以上2つの機能だけでも十分に見栄えが改善されるが、本アプリではまだまだ序の口。今度は“ディテール”機能を使ってみる。この“ディテール”は“なめらか効果”とは逆に、細部や輪郭をくっきり際立たせたい箇所に使用するものだ。たとえば、まつげを強調して目元の印象を変えたい時は、画像をピンチアウトで拡大して丁寧になぞる。そうすると、まるでつけまつげをしたかのような、しっかりした目元になるだろう。
細部ばかりをいじっていても、全体的な輪郭が歪んでいればイケメン顔にはなれない。というわけで、“形を整える”機能を用いて顔を凹ませたり、逆に広げたいところをタッチ&ドラッグで変形させる。気になる頬骨の出っ張りを目立たせなくするのはもちろん、狭い額を広くしたり、立派な顎にしたりと、自由自在に調整可能だ。
修正しているうちに、「ここのパーツはいいのに、こっちのパーツはイマイチ」みたいに思えてくることがある。その“よくないパーツ”を“いいパーツ”と置き換えられれば……という願いをかなえるのが“つぎはぎ加工”機能だ。美白効果やなめらか効果などでは隠しきれない部分を、他の肌を移植するような形で上書きすることができる。
目の下のクマが目立つとか、唇の色に生気がないなど部分的に色調整をしておきたい時は、“トーン”機能が使える。うっすら塗りたい色を選択して調整したい箇所をちょっとなぞることで、クマをなくしたり、鮮やかな唇にしたりできる。
目の色も、全体の風合いも自由自在にチェンジ
撮影した状況によっては赤目になることがあるが、そういう時は“赤目補正”機能。ピンチイン・アウトで目の大きさに黒い円を合わせるだけで赤目を改善でき、さらには目の色自体を変えることもできる。写真では再現しにくい“本当の目の色”にするのもいいし、カラーコンタクト代わりに気分で色を変えても面白いだろう。
以上が顔自体に加えられるエフェクトとなる。あとは背景をぼかして手前の顔をくっきりさせたり、“フィルター”機能で色合いや質感を変えたり、あるいは外枠となるフレームのデザインを変えて雰囲気を出したりと、写真全体の見栄えを調整し、最後に画像ファイルとして保存するだけ。もちろん他のアプリと連携してSNSに投稿もできるから、そのまま投稿するなり、プロフィール写真に使うなりして、すっかり美男・美女になったあなたの姿をアピールしてみてほしい。