てっぱんアプリ!

子供の日は、芸人の作品も読める絵本アプリ「森のえほん館」

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: 森のえほん館
開発者: KidsStar Inc.
価格: 無料
対応OS: iOS 5.0 以降、Android 2.3.3 以上
カテゴリ: 教育

 5月5日は子供の日。子供のために特別なイベントを準備しているお父さん、お母さんもいるのでは? まだ子供が小さかったりすると、いろいろな場所へ出かけるのが難しかったりするけれど、子供を喜ばせるなら昔ながらの絵本を読み聞かせるのもアリ。ということで、今回は教育にも役立ちそうな絵本アプリ「森のえほん館」を紹介しよう。

有名作家の作品や芸人が自ら作った絵本も読める「森のえほん館」

 「森のえほん館」は、スマートフォンやタブレット上で音声付きの絵本を読むことができる子供向けアプリ。0歳から6歳までの幼児を対象にした絵本コンテンツが300冊以上用意されていて、毎月数冊ずつ新しい絵本コンテンツが追加されているという。

 大量の絵本コンテンツは、対象年齢別に分類されているだけでなく、日本の昔話、世界の童話といったカテゴリー別に加え、“協調性を養う”、“想像力を伸ばす”などの目的別に探すこともできるようになっている。中にはコンテストで受賞した作品や著名作家の絵本、有名キャラクターをモチーフにしたもの、さらには芸人が作ったユニークな絵本などもあって、大人でも違った視点から楽しめそうだ。

対象年齢別、カテゴリー別、目的別などから好みの絵本を探すことができる

 絵本は自動でページ送りされ、音声で朗読してくれる。絵本やそのシーンのイメージに合ったBGMも流れるので、紙の絵本よりにぎやかに、楽しく読み進められるだろう。自分でページをめくる必要もないことから、子供が1人遊びするのにもぴったり。もちろん、親が自ら読み聞かせたい時のためにフリック操作でもページめくりでき、ナレーションを画面上にテキスト表示しつつ、音声をオフにすることも可能だ。

絵を画面いっぱいに表示し、自動でページ送りと朗読が始まる
読み聞かせたい時はナレーションをテキスト表示し、音声をオフにするとよい
サムネイルをタップするだけで指定したページにスキップ可能

 クオリティの高い絵本コンテンツが頻繁に追加され、芸人が作った絵本は絵や物語だけでなくナレーションも本人が務めていたりするので新鮮。アプリの最初の起動から2週間ほどは無料で全ての絵本を読むことができるため、子供が興味をもってくれそうかどうか、まずは試してみよう。継続して使い続けたい場合は、1カ月または1年ごとの利用料を支払うことで末長く楽しむことができる。

どちらかというとタブレットの大きな画面で見るのがおすすめ

 スマートフォンでも利用できるとはいえ、やはりタブレットのような大画面端末の方が見やすく、子供にも使わせやすい。このゴールデンウイーク中は、天気がすぐれない日もあるようだ。そんな時は、外に出かけられない分、子供の感性を刺激する絵本を使って親子で一緒に遊ぶのもよさそうだ。

日沼諭史