スタパ齋藤の「スタパブログ」

 先日、Mac Pro買ったという件を書きましたが、購入直後に鼻息荒くセットアップを完了し、使い始めてまず良かったのは、ディスプレイの設定で「疑似解像度」を使えたことです。これにより、手持ちの4Kディスプレイでの表示が非常に見やすくなりました。ちなみに、組み合わせて使っているのは、EIZOの4Kディスプレイ「FlexScan EV3237」です。

 Mac miniのときもこのディスプレイと組み合わせて使っていましたが、ディスプレイの最大解像度(ドットバイドット)だと、メニューなどUIの文字が小さ過ぎてキツかった感じ。Macから出力する解像度を落とせば、文字などのサイズが大きくなって可読性が高まります。が、同時にディスプレイ側でスケーリング(拡大処理)される関係で、表示が若干ボヤケてしまいました。4Kディスプレイの高精細さを活かすには、最大解像度に設定するしかありませんでした。

 Mac Proにしたら、疑似解像度で表示サイズを設定できるため、どの解像度にしてもボヤケるような感覚がなく、快適に使えます。最適なUI表示サイズにし、高精細さを活かして使えるというわけです。あー良かった♪

 それからMac Pro、ことごとく速くて快適です♪ ワタクシ的環境でその速さがいちばん良くわかるのは、Adobeのアプリを使った時です。例えば「Adobe Photoshop CC 2015」ですが、画像ファイルをダブルクリックした5秒後くらいには、Photoshopが起動し終えてその画像が開かれます。「Adobe InDesign CC 2015」だと起動にもうちょっと時間がかかりますが、InDesign上のインラインでサクサクと原稿が書けます。これもまた非常に軽快に動作してくれる感じです。

 また、フルHD(60P)動画の再生や編集も軽く試しましたが、引っ掛かるところがなく快適で、楽勝レベルかもしれません。レンダリングも速いと感じます。急激に4K動画の再生や編集を試してみたくなりました。細かいコトですが、動画のサムネイル構築がかなり速いのは、地味ですが嬉しいポイントです。

 ただ、最近は夜更かし気味。若干疲労中。いつもMacのコトを考えており「あっ、アレはMac OSではどうやるんだろう?」「こういうコトはできるのかな?」と思いつき、すぐそれを調べたり試したりしたくなる感じ。新しいコンピュータ環境に浸かると、いつもこんなふうに熱中するワタクシですが、非常に愉快です♪

ディスプレイの設定で「疑似解像度」による表示サイズ変更ができました。4Kディスプレイ「FlexScan EV3237」の精細さを活かしつつ、UI表示サイズを変えられて快適です。
「Adobe Photoshop CC 2015」の動作速度も速いです。画像はデスクトップ表示で、左がPhotoshop、右がBridge。快適にフォトレタッチができるようになりました。
うかちゃんは10月は乾燥していて愉快です。ぼぼぼ、ぼくは10月は乾燥していて愉快だけど猫缶とシーバとササミをくれても愉快です。ニャニャニャ。ニャニャニャ。的な。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。