刺しゅうプロNEXTがおもしろい

2012年2月20日 06:00

 暇を見つけては刺しゅうミシンと格闘中(!?)の俺。刺しゅうをデザインするのに「刺しゅうプロNEXT」というソフトウェアを使っている。

 コレ、物凄い自由度でオリジナル刺しゅうを作れるソフトなのだ。写真やイラストを刺しゅうに変換することもできる。下のスクリーンショットは拙宅猫とろ様の写真を刺しゅう化した様子だが、工夫やアイデア、ガンバリ次第で、も~の凄く多種多様な刺しゅうを作れる。

 ただ、一朝一夕で使えるソフトではないですな。いろいろ細かくデキておもしろいが、全体的にいろいろ難しい。ソフトウェアの使用感としては難しいわけではないが、刺しゅうおよび刺しゅうミシンの実際をよく知っていないと「うまく行かない」ことがアリガチなのだ。

 上記リンクにてメーカーが「描いたイラストが刺しゅうに」とか「大好きな写真が刺しゅうに」と書いている。が、誰も言わないなら俺が言おう!! じつはアレは「描いたイラストが刺しゅうに(なりますがそれ相応の知識や経験や努力が必要になることもあります)」であって「大好きな写真が刺しゅうに(なることはなりますが一発で写真を刺しゅう化できるケースは希かもしれません)」が正解と言えよう。

 まあ、ゼロから図形を作って、文字を入れて、みたいな完全な自作刺しゅうならうまく行くことが多い。が、ネット上の画像とか手持ちの写真とかの場合、元画像に対してけっこーシッカリと補正なり変換なりの処理を加えてからでないと刺しゅう化は難しいと思う。

 俯瞰すると、刺しゅう方面の方にとっては、画像の変換や加工~ソフトウェアの使いこなしがけっこー難しいと思われる。パソコン方面の方ならソフト関連の使いこなしは容易だと思うが、どういう密度でどういうステッチで刺しゅうするとどうなる(どんなトラブルが起きる)かを予測するのがかなり難しいと思われる。どちらも、学習しつつ試行錯誤するしかないですな。

「刺しゅうプロNEXT」ソフトウェアを使っているところ。この刺しゅうパターンは写真から変換したもの。ただし部分的に複雑で高密度なパターンとなっているので、編集しないとうまく刺しゅうできない耳の先端部分のアップ。クリーム色の部分がタタミ縫い、グレーの部分がサテン縫い。ステッチや糸の密度、もちろん糸色などを細かく編集していける。ただ、うまく編集するには刺しゅうの知識が必要だニャニャミ縫いってニャにかしら? タタミらしい。うかちゃんはタタミ知らないけど爪研ぎ大好きだニャ。ぼくも爪研ぎが大好きです。じゃあ刺しゅうで爪研ぎしましょう。そうしよう。ニャ。ニャ。的な