みんなのケータイ
フリービットの「PandA」を海外プリペイドSIMで使う
湯野康隆
(2014/9/18 06:00)
ここしばらくフリービットの「PandA」(2ndロット)を使っているのは、本コーナーでご紹介した通り。その後、3rdロットが登場したり、新機能の追加が発表されたり、いろいろと動きも出てきている。なにげに050番号のIP電話から最寄りの警察署に電話できるようになるなど、他社にも見習ってほしい部分も多々あるのだが、今回はまた別の話。
9月早々、ドイツ・ベルリンで開催されたイベント「IFA」に行くにあたって、PandAがSIMフリーであるという話もあったので、とりあえず現地に持って行って、現地でプリペイドSIMを調達して試してみることにした。
今回調達したのはCongstarのプリペイドSIM。T-MobileのMVNOサブブランドとなるCongstarのSIMカードは、T-Mobileのショップで販売されているものを購入。アクティベーションはWebブラウザ経由で行う必要があるため、あらかじめ他のネット接続手段を用意する必要がある。慣れないドイツ語に戸惑いながらも、以前、Congstarの開通経験がある石野氏のレクチャーに従いフォームに必要事項を入力。
手元のPandA(2ndロット)にはカバーを開けると2つのSIMカードスロットがあり、購入したSIMカードをどちらに装着するか悩んだが、「NO USE」と書かれた右側のスロットに装着すると、ややこしいことが発生しそうなので、左側のスロットを使用することにした。
ブラウザ上での手続き完了後、しばらくはネットワークがつかめない状況で、あれこれ設定を変更して右往左往していたが、アクティベートに時間がかかっていただけのようで、気がついたら繋がっていた。
結論としては、海外でも普通に使えたPandAであった。フリービットとして、こうした使い方を想定しているわけではないが、こんな使い方もできるということは、ユーザーには知っておいていただければと思う。