みんなのケータイ

クリップレンズはLumia 1020では使えるものが無さそう

 カメラ画質のいいNokia Lumia 1020だが、そのカメラをさらに活用したいと思っている。巷にはスマートフォン用の拡張レンズが売られており、クリップタイプで魚眼やワイド効果を手軽に楽しめるものが売られている。Lumia 1020にもそれらをはめて使えば楽しそうだが、残念なことにカメラの位置が本体の中央にあるためクリップタイプのレンズはレンズの位置が届かず使えそうもない。

 試しにレンズ部分だけをLumia 1020のカメラの前にかざして撮影してみると、例えばワイドレンズならば室内でより広いアングルでの撮影ができる。カメラの世界でもコンデジ用のワイドレンズやテレレンズなどが発売されているように、いいカメラを備えたスマートフォンにもそろそろコンバージョンレンズがメーカーから発売されてもよいのかもしれない。

スナップオンできるレンズカバーが欲しい

 Lumia 1020は純正でワイヤレス充電カバーが販売されている。このカバーの中央に、各社から販売されているクリップタイプのレンズのレンズ部分だけが装着できるようなものが発売されるだけでも便利だろう。もっともクリップレンズもレンズのネジ部分が複数種類あり、各社の製品間で互換性は保たれていない。そう考えるとこの手のレンズも各社で同じ規格で作ってもらいたくなる。

 なお最近は3Dプリンターの価格もだいぶ安くなっているので、この手のものは自作してしまうのもよいかもしれない。そういえばNokiaは以前、Lumia 820用に3Dプリンターで自作できる本体カバーの3Dの図面データを無償で配布していた。一から3Dのデータを作成するのは難しいだけに、市販化しにくいアクセサリはメーカーがデータだけを無料で配布、あとは自分で3Dプリンターで出力する、なんて時代が早くやってきてほしいものだ。