みんなのケータイ

 先日、自宅のレコーダーを買い替えた。これまでRD-S304Kという東芝製のDVDレコーダーを使っていたのだが、さすがにそろそろBlu-rayの記録メディアの値段も安くなってきたし、BDレコーダーにしようということで、DMR-BZT725というパナソニック製のBDレコーダーを購入した。

 DMR-BZT725の場合、録画予約時に「持ち出し番組の作成」を設定しておけば、DTCP-IP対応のスマートフォンから参照できるようになる。筆者が使用しているISW16SHには「スマートファミリンク」アプリが搭載されており、これを使うことでレコーダーに録画した番組を再生できる。

 以前、IS12SHとRD-S304Kという組み合わせで同じことをやっているが、当時と比べると、端末がIEEE 802.11aに対応したり、レコーダー側が「持ち出し番組」としてワイヤレス再生用のデータを用意するようになったり、双方ともに進化しており、快適性が増していることが分かる。

 まあ、この手の使い方をするなら、リアルタイム変換に対応したソニー製のBDレコーダーかnasneあたりを購入する方が幸せなんじゃないかと思ったりもしたが、古いビデオカメラからIEEE 1394(i.LINK)でデータを吸い上げる必要があるなど、家庭的な諸般の事情によりDMR-BZT725に落ち着いた次第である。

 しかし、家中どこでもワイヤレス再生できる便利さを手に入れてしまうと、次は家の外でも……と欲が出てくる。DTCP+対応機器の登場に期待したい。