GALAXY Sの次に気になるNexus S
Androidスマートフォンとして現時点では最上位機種の一つともいえるGALAXY S。日本版のSC-02Bは最新のOS 2.2で出荷されているが、筆者の海外版のOSは2.1。2.2へのアップグレードも始まっているが、毎日のメイン端末として使っているとバージョンアップ操作もついつい億劫になってしまって、未だ2.1のままで使っている。まぁ現状でも特に困ってはいないのだが、お正月休みのころに時間を作って2.2にしようと考えている。
そのAndroid OSの最新バージョン、2.3を搭載したNexus SがGoogleから登場した。しかもメーカーはGALAXY Sと同じサムスンだ。Nexus Sのデザインは同じメーカーとあってかGALAXY Sと似ており、両者は兄弟そのものといえる。筆者が特に注目しているのはNFC(Near Field Communications)の搭載で、今後対応アプリケーションが多数登場することでNFCの普及が来年は加速しそうだ。
Nexus Sは海外での発売は決まったものの、日本での販売は未定である。日本で発売となると、どの通信事業者から出るのか、という話になるのだが、海外のNexus SはSIMロックフリーであり、家電店のBest Buyが販売するなど、単体での購入が可能だ。日本のサムスンやGoogleからの直販は難しいかもしれないが、Andorid開発者やハイエンドスマートフォンを欲しいと考えている日本のユーザー向けにもぜひ取り扱いを開始して欲しいところだ。海外からの輸入という方法もあるが、日本の量販店でNexus Sが単体で普通に購入できるようにならないものだろうか。
さて海外では韓国に引き続き各国でホワイトバージョンのGALAXY Sが登場し、再びGALAXY S旋風が巻き起こっている。筆者は12月頭にも韓国を訪問したが、韓国では今はピンクバージョンが盛り上がっているようだった。Nexus Sに加えてGALAXY Sのカラバリと、サムスン電子には海外だけではなく日本でもがんばって欲しいものである。
韓国ではピンクバージョンのGALAXY Sが販売されている |