バッテリー2つで助かったかも

2010年6月11日 06:00
(関口聖)

 先日、同僚K氏の結婚披露宴の二次会へ出席した。夕方から、ということでケータイ片手に電車に乗って会場を訪れ、楽しいひとときの後、三次会、四次会と結局朝まで過ごした。最終的には男だらけのカラオケ大会になっていたのはさておき、一晩充電なしで過ごした「F-04B」は、ちょうど帰宅直前にバッテリーが尽きた。

 この日の会場は初めて訪れる場所。Google Mapsを起動してGPSで現在地を確認しながら向かう。ここで本体バッテリーの目盛りが1つ減り、少し不安になって省電力モードをONにしてみる。それでも屋外に出ると見づらくなるので、やっぱり省電力モードはやめて、Google Mapsを見ながら移動したかと思えば、Twitter経由で同じ会場へ向かう人々とやり取りして、さらに「ケートラ」「まちつく」「コロプラ」などなどの位置ゲーも欠かさずプレイ。しかし会場へ到着した後は、あまりケータイを使うこともないので、省電力モードにしておいた。会場を移動し、「今夜は帰れないかも」と家族へ電話し……と一通り使い、気づけば朝。

 各種機能をそれなり、いや結構積極的に使って、約12時間、充電なしで過ごした。途中、使わない時間もあったがオートGPSはONのまま。予想よりも長持ちしたな、というのが正直なところだが、これは「F-04B」にバッテリーが2つ(本体に1つ、キーユニットに1つ)あるからだと思う。どちらも650mAhで、単体で見ると大容量とは言えないが、本体側のバッテリー残量がなくなるとキーユニットから補充される仕組みで、そこも安心できたポイントの1つだ。最初から「GPSは使わない」「バックライトは切っておく」といった設定をしておけば、もう少し長く駆動しただろう。とは言え、バッテリー2つのおかげで一晩助かった形で、セパレートケータイだからこその恩恵に、「F-04B」がまたひとつ気に入ったのであった。