キャラタイムとご当地マチキャラでゆるキャラを楽しむ

2010年2月10日 11:00
(法林岳之)

 ユーザーにとって、ケータイの入り口となるのが待受画面。最近では待受画面にウィジェットや検索ウィンドウもセットされるようになってきたけど、待受画面ならではのエンターテインメントを楽しむことができる。

(左から)940SHとN-02B

 たとえば、ボクが使っている940SHでは、プライムワークスが開発した「キャラタイム」というコンテンツが楽しめる。キャラタイムは時間帯やストーリーに沿って、さまざまなキャラクターのアニメーションが楽しめるというもの。元々、Flashを使った待受コンテンツはあったけど、キャラタイムは待受Flashの容量も約5MBと大きく、内容もかなり充実している。940SHにプリセットされている「ケータイ係長」はプリインストールということもあり、さらに大容量の約20MBで、さまざまなシチュエーションでユーザーを楽しませてくれる。

 ケータイ係長は何ともゆる~い感じのキャラクターなんだけど、オフィスではデスクワークをしたり、コピー機でコピーを取ったり、会議やプレゼンテーションなんかもしている。その途中、ケータイにアドレス帳に登録されている情報を参照し、昼休みのような画面で、「法林ってさぁ、○○だよねぇ」なんて感じの会話を見ることができる。夕方から夜に掛けては、満員電車に乗っているかと思えば、ある日は赤ちょうちんで一杯なんて光景も見かける。さらには、謎のキャラクターがケータイ係長を監視していて、秘密のメールが届くこともある(ちゃんと端末にメールが届く!)。とまあ、待受画面だけでなく、いろんなところに仕掛けがあって、かなり楽しめるのだ。ちなみに、噂によると、このケータイ係長に登場するキャラクターの何人かは、ちゃんとモデルになった人がいるんだとか(笑)。

ご当地マチキャラ

 一方、NTTドコモの方はここのところ、N-02Bを使っているんだけど、こちらも待受画面でキャラクターが楽しめる。そう、iコンシェルの案内をしてくれるマチキャラの「ひつじのしつじくん」だ。マチキャラはiモードサイトから別のものをダウンロードして、設定することもできるけど、昨年秋からスタートしたオートGPS対応iコンシェルでは、訪れた地域の「ご当地マチキャラ」をゲットして、設定することができるのだ。

 N-02Bを使いはじめて、まだ2カ月弱なので、そんなにあちこちには出かけてないんだけど、先日、大阪に出向いたこともあり、新幹線で移動中にいくつかのご当地マチキャラをゲットできた。ゲットしたご当地マチキャラは、「ご当地マチキャラパスポート」に記録されていて、どのマチキャラにいつ出会ったのか、どの方角に他のご当地マチキャラがいるのかといった情報を閲覧できる。実は、N-02Bで「ホームU」経由でご当地マチキャラパスポートのページにアクセスすると、現在地が特定できず、「ご当地キャラレーダー」が使えないなど、作り込みの甘いところもあるんだけど、旅先で新しいご当地マチキャラに出会え、それを設定できるというのはなかなか面白い取り組み。ちなみに、ボクは今のところ、28キャラ中6キャラをゲット。もう少し増やしたいなぁ。ちなみに、ご当地マチキャラパスポートはあらかじめ会員登録(登録料は無料)が必要なので、旅行や出張に出かけるまでに登録をお忘れなく。