biblioでau oneメール

2009年12月10日 11:00
(橋本保)

 今回から「biblio」についてリポートします。

 何をいまさら、と思われるかもしれません。が、いまのauのラインナップでは、十分に現役ですし、何しろお値頃! なので、むしろいまが買い時といえるかもしれません。だって、各社とも新旧機種の差異がどんどん少なくなっていますよね。ならば安いほうがいいというのは普通の心理でしょうから。

 実は、新旧機種の差異が少なくなる中で、強烈に個性を出しているのがbiblioなのでありまして、こういう機種には私の天の邪鬼なムシが疼くのです。こういう機種を使ってみると、いまのケータイのことがよく見えてくるんじゃないかなと考えていたりもします。

 さて、前置きはこの辺にしておき、本題に入りましょう。

 まず、この機種で最初に使ったのは、QWERTYキー+電子辞書、ブックビューアー、Wi-Fi利用のYouTube閲覧といったウリの機能ではなく、au oneメール。ご存じの方も多いと思いますが、最近のKCP+モデルでは、メールメニューに「au oneメールを確認」という項目が入っています。これを選ぶと、簡単にau oneメールの確認ができるんです。

 au oneメールとは、GoogleのGmailのシステムを使い、EZwebのメール(メールアドレスは*****@ezweb.ne.jp)を便利にしてくれるもの。使い勝手は、Gmailそのもので、当初は2GBの容量でスタートしたが、現在や約7GB。EZwebのメールはすべて預かってくれるので、機種交換した古い機種でやり取りしたメールなども遡って見られて便利なのです。

 ドコモでもiモードメールをPCでやり取りできるiモード.netなるサービスを提供していますが、月額210円かかること、使い勝手がいまいち(いちばん気になるのはとにかく遅い)。一方、au oneメールは無料だし、動作はキビキビしているので、とても快適。最近は、仕事のメールもこちらに転送し、「biblio」で確認、なんてこともしています。