工藤ひろえ: NTTドコモ SH906i
2008年最も印象的だった端末と言えば、文句なくiPhoneが一番に挙がると思います。決して誰にでも使いやすい端末ではないし、個人的にはメインで使いたいとは思えませんでしたが、ひとつの方向性を示したエポックメイキングな端末として、長く記憶に残る端末だと思います。日本で売れたはじめてのグローバル機でもあります。
2008年の携帯電話は、機能面では液晶の大画面化や記憶容量の強化、カメラ解像度の向上はもちろんのこと、ウィジェット機能や歩数計機能などが新しく登場してきました。使っている人に聞いて総じて評判がいいのが歩数計機能で、どうもこれは中毒性があるらしいです。わたしもメタボ族として、次は歩数計機能のある端末を買おうと決心しとります。
さて、そんな中で俺的ベストということで、今年は「SH906i」を選ばせていただきました。個人的に今年のメイン端末だったこともありますが、2008年の俺的トピックとしては、Bluetoothがいよいよ、やっとこさ携帯電話のインターフェイスとして実用フェーズに入ったかなーというのがありまして。BluetoothキーボードやBluetoothワイヤレスヘッドフォンなど、SH906iでいろいろ楽しませていただきました。SH906iは非常に優等生的な多機能端末で、ものすごく特徴的というところはないのですが、高機能と使いやすさとのバランスがよく練られた携帯電話だと思います。
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