米Microsoftは、「Mira」のコードネームで開発されてきたタブレット型端末などを用いて家電機器をコントロールするシステムの正式名称を「Windows CE for Smart Displays」に決定したと発表した。また同システムは英語、フランス語、ドイツ語、韓国語、日本語の5つの言語に対応する。
「Windows CE for Smart Displays」は、家庭内でWindows XPベースのパソコンをホームサーバーとして、Windows CE .NETを搭載した携帯電話や家電機器を無線LANで繋ぐシステム。NECやLG、フィリップスなど国内外から多くのメーカーから対応したデバイスが提供される予定となっており、それらが市場に登場するのは、北米・アジア地区で2002年末、ヨーロッパ地区で2003年上半期の予定となっている。
・ プレスリリース(英文) http://www.microsoft.com/presspass/press/2002/jun02/06-26MiraNamingPR.asp