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KDDIおよび沖縄セルラーは、「家族割」の地域またぎ契約を可能にすることや各地域の料金プランの一部内容の改定を発表した。いずれも7月1日より適用される。
「家族割」は、家族間での通話料が30%割引になるほか、各々の基本料も25%割引となるサービス。従来は同一地区内の契約のみに限定されていたが、7月以降は沖縄エリアを除き、地域をまたいでの割引も適用されるようになる。
また、東北、中国、四国、九州の4エリアでは、これまで無料通話分を家族内で分け合うことができなかったが、これも7月以降は可能となる。四国エリアでは、請求方法が回線ごととなっていたが、7月以降は他のエリアと同様に、一括請求と回線ごとのいずれかを選択できるようになる。
このほか、旧DDI-セルラー地域のcdmaOneおよびCDMA2000 1xの基本料も統一される。これまで東北、中国、四国、九州の4地域では、「コミコミコールジャンボ」「コミコミコールL」「コミコミコールS」の基本料が他の地域よりもやや高めに設定されていたが、それぞれ8800円、5800円、3900円に統一される。デジタル(PDC方式)のプランについても、「コミコミコールL」が5600円に、「コミコミコールS」が3800円に、「ホットコール」が2100円にそれぞれ統一される。
ただし、旧IDO地域(関東・中部)では「コミコミOneスタンダード」などの別名称で内容も異なる形のプランが用意されており、こちらについては今回の料金体系統一の対象外となっている。
法人向けのサービスでは、「グループディスカウント」と「コールワイド」が家族割と同様に地域またぎ契約が可能になるほか、従来、東北、四国、九州で一括請求のみとなっていた請求方法も、グループごとに請求先を分けることが可能となる。
・ ニュースリリース
http://www.kddi.com/release/2002/0514-1/index.html
・ au、ゴールデンウィーク中に一部地域でシステム統合
(湯野 康隆)
2002/05/14 17:23
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