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日本通信、128kbpsパケット通信のプリペイド新メニュー「U100」

使用するPCカード

 日本通信は、DDIポケットの卸売り回線を利用したデータ通信サービス「bモバイル」の個人向け新メニュー「U100」を発表した。4月2日から全国の家電量販店で販売され、価格は1年間の利用料込みで9万円程度になる見込み。

 同社ではこれまで、32kbpsのパケット通信サービスを、法人向けには「bモバイル・データサービス」、個人向けには「bモバイル・プリペイドサービス」という名称でそれぞれ提供してきた。3月26日には、DDIポケットが128kbpsのサービスを追加したのを受けて、同社でもこれらのメニューを128kbpsに対応させている。

 今回発表されたU100は、「体感(Usability)速度100kbpsを実現するデータ通信サービス」を意味しており、個人向けの「bモバイル・プリペイドサービス」に替わり提供される。日本通信によれば、U100の実際の通信速度は128kbpsだが、実効速度は50~60kbps程度。この状態で同社独自のコンテンツ圧縮機能を活用することで、常に100kbps程度の体感速度が得られるようになっているという。

 U100では、旧メニューでも提供されていたWebコンテンツを圧縮転送することで、通常の1.5~3倍程度の体感速度でWebブラウジングが行なえる「アクセラレーター機能」に加え、新たにメールと添付ファイルの圧縮が可能な「ブースター機能」が利用可能。

 ブースター機能を利用すると、メール本文を1/3に、Word/Excel/PowerPoint/PDFなど、各種フォーマットの添付ファイルを1/5~2/3に圧縮した状態で送受信できるようになり、通常の1.5~3倍程度の体感速度が得られるという。なお、ブースター機能については、専用ソフト「ブースター・クライアント・プログラム」(Windows用のみ)を手元のパソコンにインストールすることで利用可能となる。

 なお、同サービスで利用するPCカード(BMH10-J)は、スペック的には旧メニューで提供されてきたものと同等のもの。新メニュー用ということで、デザインが若干変更されている。

 U100の価格は、専用のPCカードと1年間の利用料込みで9万円程度になる見込み。従来7万円程度で提供されてきた「bモバイル・プリペイドサービス」よりもやや高めの料金設定となっているが、新サービスではブースター機能が利用できるというメリットがある。なお、同社ではU100の発売にあわせて従来のプリペイドサービスの販売を打ち切る予定。


・ 日本通信
  E-mail: helpdesk@j-com.co.jp

・ ニュースリリース
  http://www.j-com.co.jp/news/release/0035.html
・ 日本通信
  http://www.j-com.co.jp/

日本通信、コンシューマ向けのデータ通信サービス開始
日本通信のbモバイルも3月26日に128kbps対応


(湯野 康隆)
2002/03/27 15:34

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