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キンデンは、NTTドコモと共同実験を行なってきたFOMAのライブ映像配信システム「MVLプラットフォーム」のノウハウを生かし、FOMA向けの動画コンテンツポータルサイト「千都泥棒」を開発した。サービスの提供は、ドコモがMVLプラットフォームによる映像配信サービスを「V-ライブ（仮称）」として４月以降に商用化するのに合わせて開始される予定。 「V-ライブ（仮称）」は、ドコモが米パケットビデオ社と共同開発したライブ映像の配信プラットフォーム（MVLプラットフォーム）により、複数台のFOMA端末（ビジュアルタイプ）へ同時にリアルタイム映像またはアーカイブ映像の配信を可能にする映像ストリーミングサービス。 今回キンデンが発表した「千都泥棒」は、V-ライブをベースに動画コンテンツを配信するポータルサイトで、同社が国内外1000カ所に設定するWebカメラからのリアルタイム映像を、FOMA（ビジュアルタイプ）やPDAに配信するというもの。当初は50カ所程度からスタートし、順次拡大される予定。 コンテンツは、台場・池袋・渋谷・恵比寿など首都圏を中心とした街の風景を配信する「首都圏泥棒」、京都・大阪・神戸中心の「三都泥棒」、全国の有名サーフスポットの映像を配信する「波泥棒」といったカテゴリー別にリアルタイム映像を配信するサービスのほか、FOMA向けの映像を蓄積したコンテンツサーバーにFOMAからアクセスして、全国の名所や観光スポット、夜景、レジャー施設などの映像をストリーミング再生できるサービスも予定されている。 なお、利用料や課金体系に関しては、今のところ未定となっている。このほか同社では、様々な形でV-ライブを利用したサービス提供を検討しているという。
・ ニュースリリース http://www.kinden-jps.co.jp/press/foma/index.html ・ ドコモ、４月に法人向けのFOMA映像ストリーミングサービス （松下 麻利） 2002/03/12 18:12 | ||||||
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