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ドコモ、PHSによる映像配信サービス「M-stage visual」

 NTTドコモは、PHSを利用した映像配信サービス「M-stage visual(エムステージ・ビジュアル)」の提供を12月8日より開始すると発表した。同時にこれに対応した端末「eggy(エッギィ)」が発売される。

 M-stage visualは、同社のネット接続サービス「mopera」を利用して提供される映像配信サービスで、動画フォーマットにはMPEG4が採用されている。懐かしのアニメなどが配信される「ドコデモドーガ」(東映アニメーション)や、新曲のビデオクリップなどが見られる「ぽけっとcan-d」(ポニーキャニオン)、NNN24ニュースや3分クッキングなどで構成される「日本テレビ」、パスタ料理の作り方がわかる「マ・マーパスタチャンネル」(日清製粉/博報堂)など、合計47チャンネル130番組が提供される。

 利用するには、M-stage visualの月額利用料200円とPHSの通信料1分15円のほか、各コンテンツの情報料を支払う必要がある。ただし、来年5月末まではM-stage visualの月額利用料は不要で、コンテンツも多くが無料で提供される見通し。有料コンテンツの情報料はiモードよりも若干高めになるものと見られる。

 また、配信の形態については、ストリーミングとダウンロードの両方に対応しているが、著作権への配慮からほとんどがストリーミングになる見込み。

 ドコモでは、来年5月にIMT-2000(W-CDMA方式)での携帯電話サービス向けにも同様の映像配信サービスを提供する予定だが、IMT-2000でもM-stage visualのコンテンツが全く同じように利用できるとしている。

 なお、同社では来年初頭にもM-stage visualでの映像配信の仕様を一般公開することを検討しており、同サービスに対応した勝手サイトを構築することができるようになる見通し。



URL
  ニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/00/whatnew1129b.html


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(湯野 康隆)
2000/11/29 19:44

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