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ドコモ、iモーション対応の折りたたみ型FOMA端末「N2002」

 NTTドコモは、FOMAを使った動画配信サービス「iモーション」の発表と同時に、対応端末第1弾となるスタンダードタイプの「FOMA N2002」を発表。11月19日に発売する。価格はオープンプライスだが、実売価格は4万円前後になる見込み。

 N2002は、iモーションに対応したNEC製折りたたみ型FOMA端末。最大で210文字の表示が可能な2.2インチ、120×130ドット(ガイド行を除く)表示の6万5536色TFD液晶を搭載。iモーション関連では、好きな映像を最大7つまで指定し、好きな順番で再生できるプログラム再生機能や、映像の任意の部分にマーカーを付けることにより頭出しを行なう機能、一時停止機能などを搭載している。

 また、iモーションのサービス開始と合わせて行なわれるiモードの規格拡張に伴い、30KBのiアプリ、100KBまでのiモーションファイル、HTMLファイルおよび画像ファイルの読み込みが可能になっている。iモーションは5~50件、iアプリが最大30件、受信メールが最大500件保存可能。着信音は16和音に対応している。

 N2001と同等の機能として、FOMA端末間でのショートメッセージサービス(SMS)にも対応しているほか、オプションのPCカードユニット「FOMA Mobile Card N2」および「FOMA USB Cable」を利用すれば、パソコンにつないで下り384kbps、上り64kbpsのパケット通信、64kbps回線交換方式でのデータ通信が可能。FOMAの標準仕様として音声通話とパケット通信を同時に行なえる「マルチタスク機能」を備えている。

 大きさは103×52×22mmで大きさは107g。連続待受時間は55時間で連続通話時間は90分。カラーバリエーションはシルバーとフォレストブルーの2色が用意される。


フォレストブルー
シルバー

閉じたところ。N2001と同系のデザイン ボタンの配列、端子の位置もN2001と同じだ

・ ニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/01/whatnew1114b.html

ドコモ、FOMAを使った動画配信サービス「iモーション」


(伊藤 大地)
2001/11/14 15:40

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