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iモーションは、ドコモが10月から開始した第３世代携帯電話サービス「FOMA」で利用できる動画配信サービス。FOMAの最大384kbpsパケット通信を使って、最大100KBの動画を配信するというもので、オプション料金などは発生しない。動画の規格はMPEG4で、動画の音声コーデックにはAMRが採用されている。解像度は特に規定されておらず、ファイルサイズや端末のディスプレイとの兼ね合いでコンテンツプロバイダーが設定する。 また、iモーションではiアプリとの連携も可能で、iアプリ上からも動画を再生できる。音声の再生はステレオにも対応するが、対応端末である「N2002」にステレオ出力機能が用意されていないため、現在のところは利用できない。
100KBの動画を受信した場合のパケット通信料は、「パケットパック80」契約時で16～17円、「パケットパック40」で42～43円、「パケットパック20」で84～85円、パケットパックなしの場合で168～169円となる。
また、iモーションで考えられるパターンとして夏野氏は「動画＋音声」「コマ送りの静止画＋音声」「音声のみ」の３つを挙げ、「コンテンツによって最も適した方法をコンテンツプロバイダー側が選べばいい」とした。それぞれの形式での再生時間は、動画＋音楽で15秒前後、コマ送りの静止画＋音楽の場合で30秒前後、音声のみの場合で100秒前後だという。３つのタイプの具体的な利用事例としては、「動画＋音声」がプロモーションビデオやニュース映像、「静止画コマ送り＋音声」が映画の名場面などのスライドショー、「音声のみ」が音楽コンテンツの試聴とされている。
なお、iモーション対応コンテンツへのリンクもサービス開始と同時にiメニューに掲載される予定。東海および京阪神の主要エリアでも12月１日のFOMAサービスインと同時にiモーションが提供される予定。
・ ニュースリリース http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/01/whatnew1114b.html （伊藤 大地） 2001/11/14 14:33 | |||||||||||||||||||
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