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10月1日から開始されたNTTドコモの第3世代携帯電話サービス「FOMA」。FOMAの特徴のひとつに高速のデータ通信が挙げられるが、ここではプランごとパケット通信料の比較を行ないたい。
FOMAでは、通常の料金プランのほかに、パケット料金が優遇されるオプションサービス「パケットパック」が用意される。パケットパックには月額2000円の「パケットパック20」、月額4000円の「パケットパック40」、月額8000円の「パケットパック80」の3種類があり、それぞれ月額料金と同額分のパケット通信料が含まれているほか、1パケット当たりの料金は「パケットパック20」の場合が0.1円、「パケットパック40」が0.05円、「パケットパック80」が0.02円となっている。なお、パケットパックを契約しない場合は、1パケット0.2円となる。
1パケットは128バイトなので、iモードのマイメニューがおよそ6~10パケット、標準的な16和音着信メロディやスタンドアロンのiアプリがおよそ80パケットということになる。
また、Windows用ソフト「秀丸エディタ」をダウンロードした場合、約4800パケット(600KB)になる。これを料金に換算すると、パケットパックなしの場合だと960円、パケットパック20で480円、パケットパック40で240円、パケットパック80で96円となる。
単純なパケット量で比較した場合、月に1万パケット以上利用する場合は「パケットパック20」を、4万パケット以上の利用で「パケットパック40」が、16万パケット以上で「パケットパック80」がそれぞれお得なプランになる。ただし、今回挙げた例は、あくまでも基本プランに含まれている無料通話分を超過したパケット通信量で計算したものなので注意して欲しい。
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FOMA パケット通信料 3万円までの低価格プランを中心とした比較グラフ
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パケット通信料 比較グラフ
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・ NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/
・ FOMA ホームページ
http://foma.nttdocomo.co.jp/
・ FOMAの料金プランを比較・検証
(伊藤 大地)
2001/10/02 15:35
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