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10月1日よりサービスが開始されたNTTドコモの第3世代携帯電話サービス「FOMA」。サービス開始に当たって料金プランを比較した。グラフはすべて基本的な通話料金となる平日午前0時~午前1時、平日午前8時~午前0時にNTTドコモの営業区域内もしくは隣接県内の一般電話にかけた場合の通話料。なお、パケット通信料については別項を設けて検証する予定だ。
FOMAの料金プランは、音声通話を含む「FOMA プラン39/49/67/100/150」の5種類とデータ通信専用の「FOMAデータプラン22」の合計6種類。音声通話のプランに関しては、すべて無料通話料込みのプランになっている。
ビジュアルタイプ「FOMA P2101V」を使ったTV電話や、64kbps回線交換方式のデータ通信は、「デジタル通話料」という別の料金体系が課される。通常プランの8.5円~12円程度割高。iモードなどパケット通信料も無料通話分の適用範囲となる。また、FOMA同士でやりとりできるショートメッセージの送信料は1通5円。配達通知を受け取る場合は1通7円となる。
単純な通話時間で比較した場合、70分以上でプラン39よりプラン49が、170分以上でプラン49よりプラン67が、350分以上でプラン100が、640分以上でプラン150がそれぞれお得なプランになる。従来のデジタル携帯電話(PDC方式)の代表的なプラン「プランA」と「おはなしプラスL」とも大きな格差は見られない。
なお、グラフ上では反映されていないが、NTTドコモは2002年の3月末まで、期間限定の特別料金制度を設けており、すべてのプランで無料通話分が1000円分追加される。
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FOMA料金プラン 比較グラフ
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FOMA料金プラン 1万円台までの低価格プランを中心とした比較グラフ
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・ NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/
・ FOMA ホームページ
http://foma.nttdocomo.co.jp/
(伊藤 大地)
2001/10/01 16:00
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